ユニット型特養とは?従来型の特養との違い

ユニット型特養とは、10人以下の少人数グループを生活単位(ユニット)として区分けした特別養護老人ホームのことです。原則として65歳以上の高齢者であり、要介護3以上の認定を受けていることが特養の入居条件です。介護老人保健施設(老健)と並び、家族の老後の健康管理を依頼できる施設として利用されています。居室は1人が入居する個室、もしくは少人数が入居する準個室で、すべての居室と隣接するように、共有のリビングスペース(共同生活室)が配置されるのが特徴です。プライバシーの確保と、入所者同士の交流のしやすさのバランスが良く、評価されています。

従来型特養の個室は廊下を挟んでいて共有スペースが近くにないため、入居者同士の交流が生まれにくい点や、相部屋(多床室)の場合も多く、プライバシーを確保しにくい点が問題視されています。

ユニット型特養は従来型特養と比較して費用が割高になりやすい
特養は公的施設のため社会福祉法人など民間の介護施設よりも費用は低くなることが一般的です。ただし、ユニット型特養は原則個室のため、従来型特養よりも費用は高くなる傾向にあります。施設によって金額は異なるが、従来型個室よりも5万円ほど差が出るケースも少なくありません。初期費用や月額利用料が安い民間施設とあまり変わらない場合もあるため、費用の面では民間施設も比較対象となります。